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【6255】NPC

銘柄名:NPC(6255)
設立年:1992年12月
上場年:2007年6月
時価総額:315億円(H23.4.8)
営業CF:△15億円(H22.8)
会社のHP:NPC

事業内容:太陽電池モジュールの製造装置、真空包装機
平均年齢:33.2歳

成長性:売上高はH18年頃から50%程度の伸びが続いていたが、H22年は5%の伸びにとどまっている。
収益性:H21年8月期は18%、H22年8月期は6%。
効率性:ROEは20%以上だったのが、H22年8月期は10%に鈍化。
(有価証券報告書で確認。)


【留意点】
・太陽電池製造装置で急成長中であり、太陽電池モジュールの製造装置で世界首位。(太陽電池モジュールとはあのソーラーパネルのこと。)

・顧客の都合によって納期が遅れるリスクに注意!!
⇒特殊仕様の単品装置、一貫製造ライン及び複合装置の売上計上基準に検収基準を採用しており、その検収が4~7か月程度かかるとのこと。顧客の要望に合わせて設計変更も行われているとのこと。
⇒工事進行基準を採用できていないところをみると、契約条件ではNPCがリスクを負っているケースが多いのだと推測される。(そのぶん契約時に前受金を引き出させてリスクを回避している。)
⇒顧客の要望に合わせて費用がかさむことによって受注金額は変更されるのか?BS負債項目の受注損失引当金の増加具合が参考になると思われる。
⇒前受金である程度のリスクを減らしていると見られるが、売掛金・前受金のバランスと受注契約高の期間推移にも注目。あわせて借入金の推移にも注目しておくと事業・財務状況が理解しやすい。

・太陽電池システムの販売価格下落に耐えられる収益構造への変化対応が必要

・太陽電池業界全体の動向から評価する必要あり。


【メモ】更新日2011/4/9
2011年8月期決算は震災の影響を見越して、下方修正が行われている。(開示ページ
またシェア獲得を重視して、採算度外視?の受注戦略に出ている。想定原価以上の費用は当社持ちであり、利益率の低下は否めない。今後の業績を見守る予定。

ひふみ投信の2011年3月の運用レポートでこの銘柄が組入比率1位であったが(運用レポート)、太陽電池の事業リスクに関してどのような見解を立てているのかが気になる。それとも一時的なブームを見越した投資であり、長期ではなく短期狙い?

リスクが高い銘柄。太陽電池業界の世界的な動向と整合性を確認する必要があると判断。
業界の調査がもう少し必要。




【メモ2】更新日2012/6/8
更新忘れ。
第2Qの決算内容を見ると、赤字額は若干の回復傾向にあるが、利益率は悪化しており、赤字の絶対額で回復しているだけにすぎないことが見てとれます。また収益構造の悪化がすでに財政状態にも波及していたが、運転資金の借入金依存度が極限まで高まっているのを見ると、資金繰りも限界に近づいています。

MSCBで資金調達をせざるを得ない状況となった時点で手を出すべき銘柄ではないと判断します。未来に絶対はないので確信は持てませんが、チェックメイトに入っていると認識しています。
(監査目線で企業を見た場合にも、真剣に継続企業の前提注記記載を検討すべきレベルにあります。)


※この銘柄を推奨しているわけではなく、完全な管理人の銘柄メモです。


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